着色について181207

歯が着色し、黄色く見える理由は、歯の表面にはさまざまな着色成分が付着しています。   お茶やコーヒーに含まれるタンニンと呼ばれる色素やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などがステインの原因として知られています。 これらの色素が歯の表面にある「ペリクル」という成分に付着することでステインとなり、やがて歯が黄色く見える「着色汚れ」となっていきます。   その他にも、加齢と共に半透明のエナメル質が磨り減る一方で、内部の象牙質は厚みを増していくため、磨耗したエナメル質から象牙質が透けることで歯が黄色く見えるという〈内部からの歯の変色〉も進んでいきます。 ※ペリクルとは本来、歯に密着して細菌などから歯を保護する働きやカルシウムやミネラルの流出を防ぎ歯の石灰化を助けるといった良い働きがあります。ただしそれと同時に細菌やステインを呼び寄せる性質もあり、歯の着色汚れを招いてしまいます。 ※象牙質とは歯がすり減る事によってでてくる。知覚過敏の原因にもなってくる。   オフィスホワイトニングをしても、あまり効果が出ない人の原因。 ・フッ素(フッ化ナトリウム)コーティングをしている フッ素が含まれている歯磨き粉が最近は人気が高く、数多くの商品が販売されています。フッ素はエナメル質を虫歯菌の出す”酸”に対して溶けにくい質に変化させる働きがあり、フッ素を塗ることで新たな虫歯を作りにくくする効果が期待できるため、歯磨き粉だけでなく歯科医院でも虫歯になりやすい子供や定期検診で初期虫歯ができていた人が塗るということが多いようです。 しかし一方で、フッ素にはホワイトニング剤が歯に浸透するのを阻害してしまうという作用があるため、フッ素コーティングをしている人はホワイトニングの効果が十分得られないことがあります。 ただし、ホワイトニングをした後であればフッ素コーティングの利用は推奨されています。   ・着色成分が強くこびりついている・歯垢がある場合 着色成分が歯の表面に多く付着している場合は、ホワイトニングで思うように歯が白くならないこともあります。さらにプラーク(歯垢)が歯に付着していると、ホワイトニング薬剤が歯に浸透しにくくなりますので、歯石がついている場合は、まずは歯石取りをしてもらってからホワイトニングをすることをおすすめします!   オフィスホワイトニング直後の注意点について。 漂白処置によって歯の表面を保護している有機質の皮膜(ペリクル)が一時的に除去され、歯の表面のハイドロキシアパタイトがむき出しの状態になるのです。この時にフッ素を塗布すると取り込みが非常に良くなりますが、酸性の強い飲み物(グレープフルーツ、レモン、オレンジなど)に接触すると歯の表面が溶けやすいので注意が必要です。この時期は、歯の表面に色素も沈着しやすいので、色の濃い飲食物(カレーライス、赤ワインなど)や喫煙を控えることがホワイトニング効果を高めることにつながります。歯の表面に唾液が触れることによって徐々に有機質皮膜が再生されますので、ホワイトニング後、1 時間程度は注意が必要。