歯磨きの詳しい仕方をご紹介

まずは歯ブラシの選び方

細い、または柔らかい毛先のものはコシがなく圧力が分散してしまうし、山切りカットは圧が均等に加えられません。同じ理由で羽の開いた歯ブラシも適切に磨けないので、早めに交換しましょう。
また、歯ブラシが大きいものは奥まで届かず、プラークが落としきれないため、[ふつう]の硬さで平らな毛先のサイズは2cmくらいのコンパクトサイズな歯ブラシを使用することを推奨します。

歯間ブラシはフロスについて

磨きレベル90点の人が95点にしたければフロスを使ってもいいですが、多くの人は90点に全く満たないのでまずそこを目指すためには、歯間ブラシを使いましょう。

※ 歯間ブラシが入らないところは、無理に入れて使わないようにしましょう。歯周病やその予備軍の人たちは、ぜひ歯間ブラシを使用してください。

まず自分が歯周病かどうか知らない人は、歯周病専門医による総合的な診断がもちろん必要ですが、歯肉炎になったことがある人は要注意ですね!炎症によって歯茎が腫れる(歯肉炎)→支持骨が下がって歯茎が下がるという順で歯間が現れます。その歯間にプラークがたまるので、歯間ブラシが必須なのです。

※ 歯間ブラシのサイズはスカスカなほど細すぎず、入らないほど大きすぎず、歯間に合う適度なサイズのものを選びましょう。

歯磨きの頻度とタイミングについて

ご存知の通り、歯磨きは食後に行うことが重要です。食後すぐ、または食後30分以内に磨くのは良くないなどとネット上では議論になっていますが、科学的に有意差はありません。 例えば、朝は朝食後出かける前に磨く。昼はランチ後の休憩終わりのときに磨く。夜は夕食後の就寝前に磨く。など食後に忘れないタイミングで磨くのがいいでしょう。

そして、2×2×2×2(スウェーデン式)という考え方があるので、参考にしてみてください。

1、1回2分以上歯を磨く。

2、1回2cm使用で歯磨き剤を付ける。

3、歯みがき後2時間(最低でも30分)は飲食を避ける。

歯磨き粉の量について

歯磨き剤(歯磨き粉)の付ける量は、たっぷり2cm程度歯ブラシに取ってください。これらは科学的に証明されており、虫歯や歯周病を予防する上でとても重要なことです。まず、磨くルートを決めます。そして磨く部分それぞれに適した方法で歯を磨いていきます。

ルートは例えば、歯間→奥歯→境目→表面といった具合です。磨き残さないことが目的なので、ご自身が磨きやすいルートを決めてください。

磨き方は3種類あります

それぞれの場所に適切なブラッシング方法を身につけましょう。

(1)歯間の磨き方

歯間ブラシで10往復程度動かしていきます。

歯間ブラシの使い方

(2)表面(隣接面、咬合面、フラットサイト)と歯の裏側、奥歯の終わり部分の磨き方

食べたり口を動かすことでプラークが溜まりにくいこれらの部分は、歯に対してブラシを垂直に当てて縦磨きをします。

縦磨きをする場所と歯ブラシの動かし方

(3)歯と歯茎の境目の磨き方

バス法で磨いていきます。Drバスが考案した方法で、振動法とも言います。

【バス法(振動法)とは?】

1本1本の歯と歯茎の境目に、歯ブラシを斜め45度に保ったまま、しっかり圧をかけながら20秒小きざみに振動させるように当ててプラークを落と歯のみがき方を言います。角度45度に保ち圧を加えて小刻みに歯を磨くバス法

「圧をかける」といってもどの程度の圧力を加えればいいか、なかなかわかりませんよね。その辺りは、予防歯科を推奨している歯医者さんで、きちんと指導してくれますので、担当医に聞いてみましょう。

ゴシゴシこするようなストロークではプラークは落とせないし、適切でない角度や強すぎる圧で歯みがきをすると、歯茎を傷つける原因にもなるので、しっかり指導を受けてくださいね!

うがいについて

最後に歯を磨き終わったら、あまり多い水でブクブクうがいをするとフッ素イオンが余計に流れてしまうため、15mlの水で15秒間だけゆすぎます。

※15mlは大さじ1またはペットボトルキャップ2個分が目安になります。

これらを踏まえて今日から意識してやってみてください!