テトラサイクリン系の着色について

着色がなかなか落ちない……?テトラサイクリン系の着色について。

今日は歯の黄ばみ、なんだか食べ物や飲み物の着色とは違うような……と感じた方に読んで頂きたい記事を書きます。

歯が縞模様っぽくなっているかも? なんだか黄ばんでいるというか、オレンジや黒よりのグレーっぽいかも? もしかすると、その原因はテトラサイクリンというお薬が原因の可能性があります。 テトラサイクリン系に属する抗生物質のお薬を服用すると菌の増殖を抑える効果があるのですが、この抗生物質がいろんな菌に対して効果があり多用されていた時代があるのです。  

でもなんでお薬で歯に色がつくの?

 

不思議ですよね。それはなぜかと言うと、歯を作る時期と言われる0歳から12歳頃までの期間に上記で説明したテトラサイクリン系の抗生物質を飲むことでこのお薬に入っている(蛍光粒子)というものが取り込まれ、象牙質に着色を起こします。

象牙質とはわかりやすく言うと、歯の本体にあたります。また、このテトラサイクリン系の抗生物質に含まれる蛍光粒子は紫外線によっても色が着色するという例もあるそうです。

紫外線での着色の特徴は唇によって紫外線を遮られている部分とそうでない部分でくっきり境い目が唇に沿ってできます。

そしてテトラサイクリンの着色は様々です。 服用した薬の種類や時期によって色も様々です。 ・淡い黄色 ・濃いオレンジ ・黒に近いグレー ・縞状に左右対称に色が出ている このような特徴があります。

テトラサイクリンでもホワイトニングの効果はあるの?

こちらがテトラサイクリンで悩んでいる方にとって1番の疑問点かと思います。

まず結論から言うと、テトラサイクリンでの着色でも回数は通常よりもかかりますが徐々にトーンアップはしていきます。

ですがもし、歯の表面が縞になっていて所々が濃いグレー系の着色の場合ですとホワイトニングだけで完全に真っ白にするのは難しいです。(この場合は重度なテトラサイクリン系の着色です)

軽度なテトラサイクリンでの着色でも、ホワイトニングで真っ白にキレイになる!とはハッキリ言えません。

症状は人によってかなり様々なので試してみないとなんとも言えないケースがほとんどになります。

しかし歯は大切にしたい、出来れば抜きたくないと思いますよね。

 

その場合、ある程度ホワイトニングで明るくしてからラミネートベニヤなどの被せ物をするのもひとつの方法です。

ラミネートベニヤとは歯の表面を薄く削り、薄い被せ物(ラミネートベニヤ)をして表面を均一な白さにするという方法です。

この方法で色を白くする場合、やはりできる部分はホワイトニングでトーンを上げておいた方が削る部分も少なく済むと思われます。

ですがテトラサイクリン系による着色は人によってかなり様々な症状がございます。

ですので一概には言えませんが、ホワイトニングを試して頂いてお客様のお悩みが少しでも軽減すればと思います。 もしホワイトニングでお色が上がらなかったとしても、一緒に歯を綺麗にする方法などを考えさせて頂いたり、提案などもさせていただきますのでお気軽にご来店、ケア時にお声かけ頂けましたらと思います。

※ホワイトニングは当店だけでケアできますが、やはり被せ物やセラミックで歯を替えるとなりますと歯医者さんで行って頂きます。