ホワイトニングの費用は経費にできる？タレントや芸能人、個人事業主の美容代について

タレントやモデル、芸能人の場合、美容代が個人事業主の経費として認められると耳にしたことがある方もいるでしょう。
では、ホワイトニングの費用も経費として落とすことができるのでしょうか。
この記事では、ホワイトニングの費用は経費にできるのか、タレントや芸能人、個人事業主の美容代について解説します。

目次

• 1.そもそも経費とは？
• 2.タレントやモデル、芸能人が経費として認められる費用
• 3.ホワイトニングが経費として認められる業種とは？
• 4.ホワイトニングを経費として落とす場合の注意点
• 5.最後に

そもそも経費とは？

ホワイトニング費用を経費計上できるかどうかを考える前に、そもそも経費とは何かを説明していきます。

経費とは、簡単にいうと会社や個人事業主が事業を行うために必要な費用のことです。
例えば、レストランを経営している場合、物件の家賃や水道光熱費、材料の仕入れ代、スタッフの人件費などが経費となります。

会社員であれば、取引先との会食費、営業のための交通費などは、経費として認められやすいでしょう。

タレントやモデル、芸能人が経費として認められる費用

お店や会社の場合は、比較的経費として認められる費用が分かりやすいですが、タレントやモデル、芸能人は個人事業主となり、判断基準が難しくなります。

販売する商品は自分自身となるため、事業のために必要な費用なのか、プライベートで使う費用なのかの線引きが分からないという方も多いのではないでしょうか。

自宅で仕事をしている個人事業主の家賃など、仕事とプライベート、両方で使用する経費の場合は、「家事按分（かじあんぶん）」が認められています。
例えば、家賃９万円の家で１日８時間仕事をする場合、１日のうち3分の１は事業のために使用することになるため、家賃の３分の１である３万円は、事業のための経費として認められるでしょう。

家事按分の対象となる経費には、ほかにも水道光熱費やスマホ代などの通信費、駐車場代などが挙げられます。
また、レントやモデル、芸能人の場合、撮影や取材などのために特別な美容が必要な場合、エステ代やホワイトニング代なども家事按分することができます。

ただし、個人的な健康維持やリフレッシュ、美しさの維持を目的に利用した場合は経費にすることはできません。

ホワイトニングが経費として認められる業種とは？

ホワイトニングが経費として認められるかどうかは、どんな目的でホワイトニングをしたかによって異なります。
個人の美を追求するためにホワイトニングを行った場合は経費として認められませんが、事業の利益を上げることを目的としてホワイトニングを行った場合は、経費として認められる可能性もあるのです。

以下のようなケースの場合は、ホワイトニングが経費として認められる可能性があります。

• タレント、モデル、芸能人　…イメージ維持のため
• ホワイトニングサロン経営者　…競合調査のため
• YouTuber、インフルエンサー　…広告やタイアップ、チャンネル登録者数を増やす企画としてホワイトニングをする場合

必ずしも、すべてのケースが経費として認められるわけではありませんが、事業で収益をあげるためにホワイトニングを行う場合や、実際それによって収益が出ている場合には、経費計上できる可能性が高いでしょう。

ホワイトニングを経費として落とす場合の注意点

タレントやモデル、芸能人であっても、ホワイトニングやエステ代など、美容に関する費用を経費として落とす場合は、注意点もあります。
ホワイトニングや美容院代、化粧品代などは、個人として活動している時間もその効果は持続するため、事業のために施術をしたということを証明するのが難しい費用です。
美容代を費用計上するかどうかは、事業に関連する費用であることを客観的な視点で証明できるかどうかを考えながら、判断していくのがおすすめです。

ホワイトニングは、「撮影のため」「取材のため」といった一時的な目的のために行う美容法ではなく、継続的な施術が必要な美容法です。全額が経費として認められる可能性は高くありませんが、認められなかった場合も、家事按分が認められれば定期的にホワイトニングに通いやすくなるでしょう。

最後に

タレントやモデル、芸能人は、ほとんどの人が個人事業主です。自分を磨くためのホワイトニング第やエステ代などの美容代は、かなり高額な費用がかかるため、事業のために使用した費用は細かくても経費として計上し、節税対策をしていくことが大切です。

ホワイトニングは、継続して通う必要がある美容法なので、すべての費用が経費として認められる可能性は低いと言えます。しかし、場合によっては家事按分が認められることもあるため、不安な場合は税理士さんに相談してみてはいかがでしょうか。

また、タレントやモデル、芸能人がホワイトニングをするなら、リーズナブルな価格で気軽に通えるセルフホワイトニングサロンがおすすめです。

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ホワイトニングの費用を経費で落としたい方、白い歯をきれいに保ちたい方は、ホワイトニングバーをぜひご利用ください。

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この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣

経歴
2012年　松本歯科大学歯学部卒業
2013年　医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年　医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年　WhiteningBAR（株式会社ピベルダ）