歯を大切に!シリーズ④「歯周病」について

投稿日:2023年10月26日

歯周病

セルフホワイトニングに興味がある皆さんと一緒に歯について学ぶシリーズ、第4回目のテーマは「歯周病」です。
前回は口臭について学びました。
その中で気になった原因のひとつが、強烈な臭いを出す歯周病。
日本人の8割が感染しているといわれており、歯を失う原因の第一位でもあります。
ある調査で発表された歯周病の罹患率は、15〜24歳20%、25〜34歳30%、35〜44歳40%、 45〜54歳50%、55歳以上55〜60%で、日本人の国民病といわれている理由がよくわかる結果となりました。

目次

歯周病とは

歯周病とは、プラーク中の歯周病原細菌によって引き起こされる感染性炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐき(歯肉)に炎症が起こり、さらに進行すると歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないとプラークが停滞し炎症を起こし、歯肉が赤くなったり、腫れてしまいます。
自覚症状に乏しいため知らぬうちに進行し、膿が出たり、歯がグラグラし始めて、おかしいなと気付く…ということも珍しくありません。
状態によっては歯を抜かなければならなくなってしまう、本当に怖い病です。
適切な歯磨きができていない、糖尿病、喫煙者、口呼吸の癖がある、歯軋りをする、歯並びが悪い、妊娠中、降圧剤や免疫抑制剤やてんかん剤を服用している方は、歯周病になりやすいといわれています。
中年期以降の方も注意をしましょう。

【歯周病セルフチェック】

❶口臭を指摘された
❷起床時に口の中がネバネバしている
❸歯磨きの際に血が混じることがある
❹歯肉が赤く腫れている
❺歯茎が下がって歯が長くなった
❻歯と歯の間に食べ物がよく詰まる
❼歯が浮き揺れている気がする
❽歯並びが変わった
❾硬いものが噛みにくい

【結果判定】

◉〜0
問題ありません。
今の状態を維持するため、定期的に歯科検診を受けましょう。
◉1〜3
歯周病の可能性があります。
歯科にて確認してもらいましょう。
◉4つ以上
中等度以上の歯周病かもしれません。
早めに歯科を受診しましょう。


歯周病の精密検査方法

歯周病の精密検査方法は次の三種類。

⚪︎ プロービング検査
全てではなく、指定されている6本の歯だけ、歯周ポケットの深さを調べます。
WHOプローブという針状の器具を用いる簡易的な検査です。

⚪︎エックス線検査
レントゲンで歯を支える骨の状態を調べます。
溶けてなくなった歯槽骨の範囲や程度を正確に知ることができる検査です。

⚪︎プラーク付着率検査
染色液で染め出し、軽くうがいをした後、赤く残った部位を肉眼で確認する検査です。
プラーク付着の記録が残ることで、今後の治療や予防の指標としても役立ちます。

その他にも、歯肉からの出血の程度を調べる検査(出血指数)、歯の揺れを調べる検査(動揺度検査)、歯周病原菌についての細菌検査などがあります。
セルフチェックで心配な結果だった方は、早めに歯科を受診しましょう。

最後に

細菌が原因となり、膿のようないやな臭いが発生してしまう歯周病。 予防するには丁寧な歯磨きが効果的であると再確認しました。

美しい口元は健康から!
口腔環境を整えて、歯の白さをより楽しんでいただきたいと思います。


この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)