歯を大切に!シリーズ⑥「マウスウォッシュ」について

投稿日:2023年12月7日

マウスウオッシュ

セルフホワイトニングに興味がある皆さんと一緒に歯について学ぶシリーズ、第6回目のテーマは「マウスウォッシュ」です。
むし歯を予防するため、お口の中をすっきりさせるためなど、マウスウォッシュを使う理由は人それぞれ。
あるアンケートに回答した人の約65%が、口臭予防のために使い始めたと答えています。
日本におけるマウスウォッシュの販売額は10年以上伸び続けているそうで、日常的なオーラルケア用品として、歯磨きと同じように取り入れる人が増えているようです。

目次

マウスウォッシュとは

マウスウォッシュは、歯の表面の汚れをつきにくくしたり、歯ぐきの腫れや出血などの炎症を抑えてくれる効果があります。
マウスウォッシュの利点は、液体のため、口腔内の隅々まで薬効成分が届いてくれるところ。
しかし、プラークと呼ばれる歯についた汚れは取り除いてくれないので、歯ブラシを使用した基本のケアは怠らないようにしましょう。
マウスウォッシュを使用して吐き出した後は、液体に含まれる様々な有効成分が長く口腔内にとどまるよう、再度、水でのうがいはしないよう推奨されています。
適量を口に含みすすぐ液体タイプのオーラルケア商品には、「洗口液」と「液体歯磨き」の2種類があります。
この2種類は使い方が異なるため、次の章で、それぞれの特徴と正しい使い方をご紹介したいと思います。

二つのタイプ

「洗口液」は、すすぐだけで歯垢や口臭といった口内トラブルの原因となる、食べカス、ミクロの汚れ、ネバネバを洗い流します。
歯磨き後の仕上げや、磨き残しに対しての補助的な効果が期待できるでしょう。
外出先や忙しくて歯磨きができない時、お口の不快感が気になった時など、洗口液なら、すすぐだけで手軽に口腔内を清潔にすることができますね。
使い方は、適量を口に含み20〜30秒間すすぐだけ。
その後、再度、水ですすぐ必要はありません。
特に、医薬部外品の場合は、すすがない方が薬用成分の効果が長続きします。

「液体歯磨き」は、デンタルリンスとも呼ばれ、その名のとおり液体の歯磨き剤です。
製品によっては、歯周病などの口腔疾患の予防を目的としたものもあります。
チューブ入りの練り歯磨きと同様に歯ブラシを使って歯を磨く時に使用するもので、口に含みすすいだ後、ブラッシングすることでより効果を得ることができます。
液体のため歯の隙間にも入りやすく、口腔内の隅々にまで広がりやすいことが特徴。
研磨剤を含んでいないので、歯を傷つけにくい優しい歯磨き剤ですが、強くブラッシングをしすぎるのは逆効果なので注意しましょう。
液体歯磨き後は、練り歯磨きのように水ですすぐ必要はありませんが、気になる場合はすすいでも問題はありません。
ただし、医薬部外品の場合は薬用成分を洗い流してしまうのはもったいないので、軽くすすぐ程度にしましょう。

最後に

見分けづらい洗口液と液体歯磨きですが、パッケージをチェックすると、どちらなのかがわかりやすく記載されているはず。
使用方法の欄にも、洗口液ならすすぐだけ、液体歯磨きならすすいだ後にブラッシング、または、お口に含んでブラッシングする、といった使用方法が明記されています。
マウスウォッシュを正しく理解して、大切な歯と歯ぐきを守りましょう。

美しい口元は健康から!
口腔環境を整えて、歯の白さをより楽しんでいただきたいと思います。


この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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