ホワイトニングの種類とは?それぞれの特徴や効果、メリット・デメリットも
投稿日:2020年10月13日
最終更新日:2024年07月17日
ホワイトニングには、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか?
今回は、ホワイトニングの種類や特徴、効果やメリット・デメリットなど、ホワイトニングの基本を解説します。
目次
- 1.ホワイトニングの種類にはどんなものがある?
- 2.それぞれのホワイトニングの特徴とは
- 3.それぞれのホワイトニングの効果
- 4.種類別!各ホワイトニングのメリット・デメリット
- 5.ホームホワイトニングで使いやすいホワイトニンググッズ
- 6.最後に
ホワイトニングの種類にはどんなものがある?
ホワイトニングと一言でいっても、実はいくつかの種類に分けられます。まずは、ホワイトニングの種類について見ていきましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院に通って行うホワイトニングです。
まず口腔内の状態を確認し、高濃度の薬剤を使ってホワイトニングを行います。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングです。
市販のホワイトニングの薬剤やマウスピースなどを購入したり、歯科医院でマウスピースと薬剤を処方してもらって行います。
また、ホワイトニング用の歯磨き粉を始めとしたホワイトニング用品を使って自分でホワイトニングするのも、ホームホワイトニングの一種です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、上記2つのホワイトニングを併用するホワイトニングです。
それぞれのホワイトニングの特徴とは
ホワイトニングの種類は前述のとおりですが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
気になる値段の相場と合わせて比較していきましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングでは、医療機関でしか使えない濃度の薬剤を使って歯を白くします。どの程度白くするかという希望にもよりますが、だいたい1回~4回通い、施術時間は1時間~長くても2時間です。
ホワイトニングは基本的に自由診療ですので歯科医院によって値段は変わりますが、相場は1万5000円~5万円程となっています。
ホームホワイトニング
歯科医院でジェルやマウスピースを処方してもらうホームホワイトニングの値段の相場は2万円~4万円ほどです。その内ジェルの値段は1週間分でだいたい5000円ほどが相場となるでしょう。
市販の薬剤やLEDライト、ホワイトニングキットを購入して行うホームホワイトニングの場合はそれよりも低価格で揃います。
ホームホワイトニングはだいたい2週間ほど、毎日~2日に1回のペースで行います。1回の所要時間は使用する薬剤によってことなりますので、決められた使用時間を守りましょう。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行いますので、値段は高くなる傾向にあります。デュアルホワイトニングの値段相場はだいたい5万円~8万円を目安としておくとよいでしょう。
値段の高いデュアルホワイトニングですが、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングそれぞれの弱い部分を補うことができるため、効果が高いと注目されています。
それぞれのホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのうち、ホワイトニングの効果がより早く現れるのはオフィスホワイトニングです。早い人なら1回受けただけでも、白くなったと感じるでしょう。ホームホワイトニングは1~2週間続けることで、白くなったと効果を実感できる人が多いようです。
効果が出るのはオフィスホワイトニングの方が早いですが、効果の持続はホームホワイトニングの方が長いと言われています。個人差もありますが、オフィスホワイトニングはだいたい3ヶ月~6ヶ月、ホームホワイトニングは6ヶ月~1年間は効果が続くとされています。
種類別!各ホワイトニングのメリット・デメリット
それぞれのホワイトニングにはメリットやデメリットがあります。特にデメリットは「こんなはずじゃなかった」と後悔に繋がることもありますので、把握しておく方がいいでしょう。それぞれのメリット・デメリットをホワイトニングの種類別に解説します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングのメリットは、効果が出るのが早い点やムラになるリスクを軽減できることがあげられます。
ただし、薬剤の濃度が高すぎるため歯や歯茎が一時的にしみることがあります。また、歯の色戻りが比較的早いのも、デメリットと言えるでしょう。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングのメリットには、効果が出た後は白さが長く続く点があげられます。また、自分のペースで都合のよい時間にホワイトニングできる点もメリットでしょう。
ただし、コツコツと継続するのが苦手な人は続かない可能性があります。さらに、効果が出るまでに時間がかかるため途中で辞めてしまう人がいるのもデメリットと言えるかもしれません。
ホームホワイトニングで使いやすいホワイトニンググッズ
ホームホワイトニングは歯科医院で処方される薬剤の他に、前述のとおり市販のものを購入する方法もあります。
ここからは、自宅で使いやすいホワイトニンググッズを紹介します。
ホワイトニング用ジェル
ホワイトニング用のジェルにはさまざまな種類がありますが、日本国内で認可されているのは濃度が10%以下のジェルです。濃度が低いため、歯への負担は少ないですが、効果が出るまでに時間がかかってしまいます。
歯科医院で処方されるホワイトニングジェルには20%~30%のものもありますので、早く効果を実感したい方は歯科医院で相談してみましょう。
ホワイトニング用歯磨き粉
ホワイトニング用の歯磨き粉を使ってホワイトニングする方法もあります。
歯磨き粉は効果がないという声もありますが、毎日使用することで少しずつ白くなるのを実感できたという口コミもありますよ。
最後に
ホワイトニングには複数の種類があり、どの種類も一長一短です。早く効果を得たいのか、効果を持続させたいのか、自分がどんなホワイトニングをしたいのかを考えてどのホワイトニングを行うか決めるといいでしょう。
ホームホワイトニングを行いたいけどやり方がわからない方や継続できるか不安な方は、ホワイトニングバーのセルフホワイトニングもおすすめです。ホームホワイトニングと同様に自分でホワイトニングを行いますが、初めての方にはスタッフが丁寧に指導しますので安心してトライできますよ。
ホワイトニングバーのセルフホワイトニングに興味がある方は、公式サイトからお近くの店舗を探してみてください。
歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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