歯科矯正後にホワイトニング

投稿日:2024年05月28日
最終更新日:2024年05月29日

矯正後にホワイトニング

「矯正が終わったので、やっと、ホワイトニングができます♫」
と、嬉しそうな笑顔で仰るお客様の接客を、続けてお受けしました。
矯正中にホワイトニングはできないの?
歯科矯正とホワイトニングはどちらが先?
終わったらすぐホワイトニングをしていい?
歯科矯正とホワイトニング、気になるアレコレについて、お答えします。

目次

歯科矯正の種類

歯並びをきれいにする歯科矯正は、大きく分けて下記の二種類があります。

❶矯正治療
・力を加えて歯を動かす
・1〜3年
自分の歯を正しい位置に並び替えていくこの方法は、時間がかかりますが、元々の状態を生かしつつ美しい歯並びを手に入れることができる自然な治療法です。
お手入れを怠らなければ長持ちし、高額な費用をかけて何度も治療をする必要はありません。
・ワイヤー矯正
・裏側矯正
・マウスピース矯正(インビザライン)
・ハーフリンガル矯正
の四種類が代表的な治療法です。
❷クイック矯正
・歯を削って形を整える
・3〜6ヶ月
セラミッククラウンやラミネートベニアなど、人工的なかぶせ物を用いて歯並びを綺麗にする方法です。
短期間で治療が終了しますが、歯や噛み合わせの不具合や、人工的なかぶせ物が経年劣化する度に治療が必要です。

矯正中はホワイトニングができる?

今回は❶矯正治療の場合についてお話しします。

まず、裏側矯正であれば、ホワイトニングの施術が可能です。
しかし、注意点もあります。
裏側矯正をスタートしたばかりの初期段階では、ホワイトニングは受けられません。
ワイヤーで歯に力をかけている最中のため、普段よりも痛みや刺激を感じやすい状態です。
以上の理由から、当店では、裏側矯正中のホワイトニングを積極的にはオススメしていません。

次に、ワイヤー矯正やマウスピース矯正の場合ですが、どのタイプのホワイトニング方法も受けられません。
ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる装置を歯科専用の接着剤で歯に装着し、そこへゴムや結紮線と呼ばれる細いワイヤーを通して歯を動かす方法です。
マウスピース矯正は、アタッチメントと呼ばれるプラスチックの粒を利用して、矯正をかけます。
歯に装着した付属品があると、ホワイトニング剤を均一に塗ることができず色むらが生じてしまうため、この方々での矯正中にはホワイトニングができないのです。

ホワイトニングのオススメ時期は?

上記の点から、当店では、ホワイトニングのタイミングは、矯正終了後をオススメしています。
歯を正しい位置に移動させた後は、歯並びが美しく整っているため、ホワイトニング効果がより実感できるというメリットがあります。
さらに、矯正終了後に外したアタッチメントの装着跡や気になる汚れも、ホワイトニングで同時に綺麗にできます。
まさに一石二鳥なのです。

矯正終了後すぐにホワイトニングがしたいけれど、整った歯並びを安定維持する装置であるリテーナーを使用中なのですが…、とのご質問もお受けしました。
その場合でも、取外し可能な透明マウスピース型であれば、ホワイトニングができます。

くすんでいるように感じていた後ろにある歯が正しい位置に移動すると、光の加減で明るい色味に見えることがあるように、歯並びが変わると印象もプラスに変化します。
続けてホワイトニングをすれば、期待以上の満足感が得られるはず。
歯科矯正後にホワイトニング、この順番が美しい歯になるための最短ルートではないでしょうか。

最後に

一列にきれいに並んだ歯列はホワイトニング効果を高められますし、メンテナンスも容易。
ですから当店では、「ホワイトニングを行うベストなタイミングは?」との質問には、「矯正装置やアタッチメントの撤去後です」とお答えしています。
歯科矯正終了後には、ぜひ当店で、セルフホワイトニングをお試しくださいね。


この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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