スポーツと歯の関係

投稿日:2024年07月28日

スポーツ(パリオリンピック)

いよいよパリオリンピックがはじまりました。
あいにくのお天気でしたが、華やかな開会式は、さすが芸術の都だなと感心する内容でしたね。
日本代表の皆さんが持てる力を出し切り、世界の舞台でキラキラ輝きますように!
スタッフ皆で応援したいと思います。
今回は、スポーツにも歯が関係ある、ということについて調べてみました。

目次

スポーツと歯の関係

アスリートの口腔内の状態や歯並びや噛み合わせはパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことがあり、非常に重要視されています。痛みがあれば集中力に欠けるでしょうし、必要な食事を摂り栄養を補給できなければスタミナを維持できません。また、歯の噛み締めの良し悪しが、筋力アップ、重心や姿勢の安定、集中力と判断力の向上などに影響があるとされています。

プロを目指すアスリートの3人に2人は歯科矯正の経験があり、歯科矯正後の90.8%がパフォーマンスへの好影響を実感していると回答しました。過去に開催されたオリンピック後のアンケートでも、歯科トラブルによりベストパフォーマンスを発揮できなかった、と答えた選手がいたそうです。
やはり口腔管理は必須のようですね。

マウスピースの役割

口腔内の状態や体調をベストに整えた後、それ以上の力を発揮するために必要と考えられているのがマウスピースです。マウスピースとは、自身の歯列をしっかり噛み合わせ、衝撃を和らげるための樹脂製器具で、就寝時や歯科矯正にも使用されます。
その中でもスポーツ用のマウスピースは、ダメージを軽減させ歯の損傷や口内の裂傷を防ぐ役割があります。
脳震とうなどの発生率や重篤度も低減させますし、自身の噛み合わせのままにしっかり力を加えられるところが利点です。
マウスピースの装着が義務付けされているスポーツは、ボクシング・キックボクシング・K-1・空手などの格闘技や、アメリカンフットボール・ラグビー・ラクロス・インラインホッケーなどのコンタクトスポーツが挙げられます。
公式に装着を義務づけられてはいないものの、瞬間的に強い圧が加わる競技である、野球・バスケットボール・サッカー・体操・ゴルフ・柔道・水球などの選手もしている選手が増えているようです。また、ウインタースポーツのスノーボードでも使用が推奨されているそうです。

人は奥歯を強く噛むことで重心が安定し、体がスムーズに動くようになります。
トップアスリートが歯を食いばった時に奥歯にかかる力は100kg~1t。 スポーツ用マウスピースを装着することで、自身の歯のすり減らしや下顎の変形や歯の損傷を予防できますし、接触相手も装着していれば、デフェンス時の激突やボールとの接触により、お互いが怪我をする恐れを大幅に軽減できます。
競技に集中し不安のない状態でプレイできますから、本来の実力を発揮しやすいという心理的効果も期待できるのです。

最後に

イチロー選手は歯をとても大切にしていたそうで、現役時代のインタビューでは、朝、練習後のシャワー時、寮へ帰宅時、夕食後、夜の練習後、の一日5回も歯磨きをしていたのだとか。

スポーツ選手だけではなく、私たちも口腔環境を整えて、痛みや心配のないクリアな状態で毎日を過ごしたいものですね。


この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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