ホワイトニングジェルの効果的な塗り方

投稿日:2025年07月4日

ホワイトニングジェルの効果的な塗り方

ホワイトニングジェルの効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントがあります。自宅で行うセルフホワイトニングの場合と、歯科医院で提供されるホームホワイトニング(カスタムトレーを使用するもの)の場合で多少異なりますが、共通する重要な点をまとめました。

ホワイトニングジェルの効果的な塗り方

  • 歯の準備をしっかり行う(歯磨き・乾燥)

    • ホワイトニングを行う前に、必ず歯磨きをして歯の表面の汚れを落としましょう。歯に汚れが残っていると、ジェルが均一に浸透しにくくなります。
    • 歯磨き後、歯の表面の水分や唾液をしっかりと拭き取ることが非常に重要です。水分や唾液が残っているとジェルが薄まり、効果が落ちてしまいます。ティッシュなどでキュッキュッと鳴るくらいしっかり拭き取りましょう。
  • 適切な量を使用する

    • ジェルをたくさん塗れば効果が高まる、というわけではありません。むしろ、多すぎるとジェルが歯茎にはみ出してしまい、歯茎の炎症や知覚過敏の原因になることがあります。
    • マウスピースを使用する場合: 歯1本あたり米粒大(約0.5mm)を目安に、マウスピースの各歯の部分に均等に塗布します。
    • 直接塗布する場合(ペンタイプなど): 製品の指示に従い、少量ずつ薄く均一に塗布します。
  • 塗る際の体勢・意識する場所

    • 唾液でジェルが流れてしまうのを防ぐため、リクライニングに寄りかかったり、顔を上に向けて塗ったりすると効果的です。
    • 歯と歯の間や、歯が重なっている部分は汚れが溜まりやすいので、少し多めにジェルを置くように意識すると良いでしょう。
  • 丁寧に、薄く均一に塗る

    • ジェルを塗り広げすぎると効果が半減する可能性があります。歯に厚みを出すようなイメージで、チョンチョンと置いていくように塗るのがポイントです。
    • 綿棒などで何度も同じところをなぞると、かえってジェルが取れてしまうことがあります。
    • 歯茎にジェルがつかないように注意しながら、一本一本丁寧に塗ることが重要です。もし歯茎についてしまった場合は、すぐにティッシュなどで拭き取りましょう。
  • 装着時間・放置時間を守る

    • 製品によって推奨される装着時間や放置時間が異なります。効果を最大限に引き出し、かつトラブルを避けるためにも、必ず指示された時間を守りましょう。長時間つけすぎると、知覚過敏や歯へのダメージにつながる可能性があります。
    • マウスピースを使用する場合、装着中は飲食や喫煙を避けてください。
  • ホワイトニング後のケア

    • ホワイトニング後は、口をよくすすいでジェルを洗い流します。歯にジェルが残らないように、歯ブラシで優しく磨くのも良いでしょう。
    • ホワイトニング直後の30分~1時間程度は、歯が着色しやすい状態になっています。コーヒー、紅茶、カレー、ワインなど、色の濃い飲食物や酸性の強い飲食物は避けるようにしましょう。
    • 使用したマウスピースも清潔に保ち、冷水またはぬるま湯で洗い、よく乾燥させてから保管してください。

その他、効果を高めるためのヒント

  • 継続が鍵: ホームホワイトニングは即効性がないため、毎日継続することが重要です。短期間で効果を実感するには、最低でも2週間~1ヶ月程度の継続が推奨されています。
  • 歯科医院でのクリーニング: ホワイトニングを始める前に、歯科医院で歯のクリーニングを受けると、歯の表面のステインが除去され、より効果的にジェルが浸透しやすくなります。
  • 保存方法: ジェルは冷蔵保存すると、品質を保ちやすくなります。直射日光や高温を避けて保管しましょう。

これらのポイントを参考に、ご自身のホワイトニングジェルを効果的に活用してください。もし使用中に痛みや強い違和感を感じた場合は、すぐに使用を中止し、歯科医師に相談しましょう。

この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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2025年4月23日更新
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