歯の硬さはランキング上位!

投稿日:2025年02月1日

歯の硬さ

人体で最も硬い組織といわれている「歯」。
歯科医院で虫歯を削る際、ダイヤモンドの粉末がまぶされたエアタービンを使わなければ切削できない程の硬さなのだとか。
永久歯は一生涯使い続ける歯なので、それくらい頑丈でなければ適切な役割を果たすことができないのでしょう。

目次

モース硬度

物の硬さはモース硬度で表します。 どの鉱物と引っ掻くようにこすり合わせた際に傷がつくかで10段階評価をします。
硬いほど数字が大きくなり、歯はモース硬度7の水晶とほぼ同じ硬さ。 ちなみに骨はモース硬度4~5ですから、いかに歯が硬いかがよくわかると思います。
人間の体の中で最も硬い組織はエナメル質で、その成分の一部は鉱物の一種、カルシウムとリンの化合物で構成されているハイドロキシアパタイト。
実は鉄やガラスよりも硬いのだとか。
しかし、そのように強固なエナメル質も菌から発生する酸には弱く、溶けてしまいます。
丈夫な歯を保つためには丁寧にケアをすることが大切なのです。

【モース硬度表】
モース硬度1 チョーク
モース硬度2 岩塩・純金・爪・象牙
モース硬度3 サンゴ・銅製硬貨
モース硬度4 鉄・真珠
モース硬度5 ガラス
モース硬度6 オパール・ナイフの刃
モース硬度7 エナメル質(歯)・水晶
モース硬度8 エメラルド
モース硬度9 ルビー・サファイア
モース硬度10 ダイヤモンド

硬いエナメル質も酸には弱い

ガラスや鉄より硬い歯の弱点が「酸」。
歯は想像以上に酸に弱く、すっぱいと感じる酸性度の高い食品に長く触れていると、いとも簡単に溶けてしまうのです。
酸がエナメル質を溶かす状態を脱灰といい、これが続くと歯の内部にまで影響が出てしまいます。
鉄が錆に弱いように、歯もお手入れをしていないと劣化し、溶けてしまい、最終的には歯を失うことにもなりかねません。
歯を酸から守るためには、細菌の塊といえる歯垢をためないようにすることが大切です。
歯垢の中に存在する虫歯菌が食品に含まれる糖分と結びつくと酸が作られますから、毎日の丁寧な歯磨きと、定期的にクリーニングやホワイトニングをし、口腔ケアに対して意識を高く持つことが健康な歯を維持するために役立つでしょう。

最後に

都市伝説?ただの噂?かもしれませんが、カチカチに凍らせたあずきバーは、サファイヤやダイヤモンドに匹敵するモース硬度10になるのだとか?!
ぜひ確かめてみたいものですね。

白く美しいのはもちろん、硬く、強く、丈夫な歯をキープして、健康な毎日を送りましょう。


この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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2025年3月23日更新
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