歯の色には特徴がある?歯の変色は生まれつき?それとも色素沈着が原因なの?
投稿日:2020年05月26日
最終更新日:2024年08月23日

歯の色は人によって違いがありますが、生まれつき特徴があるとも言われています。
歯の色は遺伝によって決まるのでしょうか?
それとも色素沈着が原因なのでしょうか?
今回は、歯の色について気になることをまとめて紹介していきます。
歯の色は生まれつき?遺伝で決まるものなの?
赤ちゃんや子供の歯がみんな白いのかというと、実はそうではありません。
歯の色には生まれつき特徴があり、生まれたときから歯が黄色い人もいるのです。
歯の色には遺伝も関係していると言われています。
歯並びやあごの形と同じように、歯の色も遺伝の影響を受けやすいのです。
日本人の歯の色の特徴とは?
歯の色は遺伝による影響を受けやすいことを紹介しましたが、人種によっても歯の色に特徴がみられます。
日本人の歯は、欧米人と比較して黄色っぽい傾向にあることが知られています。
これは、日本人の歯の表面のエナメル質が、欧米人と比較して薄い特性を持っている事が理由の1つであり、これは統計学的にも証明されています。
エナメル質が薄いと、内部にある象牙質の黄色い色が目立つため、日本人の歯は黄色く見えてしまうのです。
歯の変色は色素沈着が原因?

生まれつきの歯の色は白かったのに、少しずつ歯が黄色や茶色に変色することがあります。
時間の経過と共に歯の色が変わってくるのにはいくつか原因があり、色素沈着もその1つです。
コーヒーや紅茶など、着色汚れ(ステイン)が付着しやすい飲み物を飲んだり、チョコレートなどポリフェノールを含む食べ物を食べたりすると、歯の表面にステインが付着します。
ステインは歯の表面に沈着し、歯の黄ばみやくすみの原因となってしまうのです。
歯の変色は加齢によっても黄色くなる?
ステインの付着以外にも、歯の色は時間の経過によって変色する場合があります。
その理由は加齢です。
日本人はもともと歯の表面のエナメル質が薄いのですが、加齢によってさらに薄くなっていきます。
エナメル質が薄くなると、象牙質の色が透けてしまい、歯が黄色く見えるようになります。
歯の色が茶色なのはなぜ?
日本人の歯の色は黄色っぽい傾向にありますが、茶色い歯にお悩みの方もいるでしょう。
茶色い歯の原因は、黄色っぽい歯と同じくステインの付着や歯垢の磨き残しなども考えられますが、虫歯ができていることもあります。
これまで白かった歯が茶色くなっている場合には、虫歯ができていないか調べるためにも、歯科医院を受診してみることをおすすめします。
歯の色がグレーなのはなぜ?
黄色い歯や茶色い歯だけでなく、グレー色の歯を持つ人もいます。これには遺伝が関わっていることもありますが、後天的に歯がグレーになる人もいます。
その理由の1つが、テトラサイクリンと呼ばれる抗生物質による副作用です。
歯が完成していない時期にテトラサイクリン系抗生物質を服用すると、副作用により歯がグレー色に変色することがあります。
大人になってからも歯の変色が続くので、悩んでいる方も多いのです。
歯の色は白くすることができる?

歯の色が黄色かったり、茶色かったり、グレー色になってしまったりして悩んでいる方の多くは、「きれいな白い歯を手に入れたい」と思っているのではないでしょうか。
遺伝的な要因や、後天的な要因で歯の色が変色してしまった場合でも、歯の色をきれいにする方法があります。
歯を白くする方法①ホワイトニング歯磨き粉を使う
毎日自宅でできる歯を白くする方法の1つが、ホワイトニング歯磨き粉を使うことです。
ドラッグストアではたくさんのホワイトニング歯磨き粉が販売されています。
「薬用(医薬部外品)」と記載されているものには、有効成分が配合されているので、選ぶ際の目安にすると良いでしょう。
歯を白くする方法②歯の消しゴムを使う
着色汚れの付着により歯が黄色くなってしまったり、茶色くなってしまっていたりする人は歯の消しゴムを使う方法も有効です。
ホワイトニング歯磨き粉と併用することで、より高い効果が期待できるでしょう。
歯を白くする方法③ホワイトニングに通う
ホワイトニング歯磨き粉や歯の消しゴムを使用しても効果が得られなかった人や、抗生物質の影響で歯がグレー色になってしまった人にはホワイトニングがおすすめです。
歯科医院で行われるホワイトニングは、高い効果が期待できます。
ただし1回あたり数万円の費用がかかってしまいますので、なかなか手が出せないという方も少なくありません。
最後に
今回は、歯の色に関する特徴や歯が変色する理由、歯を白くする方法についてもご紹介してきました。
生まれつき歯が黄色かったり、茶色かったりする人以外にも生活習慣や薬の影響で歯の色が変化してしまう人もいます。
歯の色にお悩みの方におすすめなのがホワイトニングですが、歯科医院で行われるホワイトニングには、高額な費用がかかるというデメリットがあります。
そこで、費用を抑えながら歯を白くしたいという方におすすめしたいのが、ホワイトニングバーのセルフホワイトニングです。
ホワイトニングバーでは、歯科医師が監修したジェルを使用したセルフホワイトニングを通常15分×2回ケア11,170円(税込)で受けられます。
1回あたりの値段を抑えたい方には、お得な定期コースもあり、続けやすい価格設定となっていますよ。
セルフホワイトニングに興味がある方は、お近くの店舗を公式サイトから探してみてくださいね。
歯のホワイトニング2回ケア
【コース内容】
- ¥11,170(税込)
- LEDライト照射が1回あたり15分×2回ケア
¥11,170(税込)
歯科医師 岡本恵衣

経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)






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