虫歯と色素沈着の見分け方ってある？違いや適切なケア方法を解説

投稿日:2022年07月15日
最終更新日:2024年09月12日

「歯が黒ずんでいたので虫歯だと思ったら、実は色素沈着だった！」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。どちらも見た目が同じような症状のため、見分け方が難しいですよね。

そこで今回は、虫歯と色素沈着の見分け方について、それぞれの違いや適切なケア方法を解説します。

虫歯と色素沈着の見分け方

虫歯と色素沈着は、どちらも見た目上は歯が黒ずむという同じ症状を引き起こします。

しかし虫歯と色素沈着は全く別物です。

そのため、まずは虫歯と色素沈着の違いを知り、それぞれの特徴や見分け方を覚えておきましょう。

虫歯の特徴

虫歯の特徴は、細い器具の先端で歯の表面を触った時に、器具が歯に引っかかる感じがあることです。

虫歯の場合は歯の中が柔らかくなってしまっているため、先の尖った器具で表面を触ると、ボソボソと引っかかる感じがあります。

もし引っかかる感じがあっても柔らかい感じがしないというときは、初期虫歯の可能性を疑ってみましょう。

色素沈着の特徴

色素沈着の特徴は、細い器具の先端で歯の表面を触った時に、滑らかで引っかかる感じがないことです。

色素沈着の場合は歯の表面に色素が付着しているだけで、歯の内部は健康のため、先の尖った器具で表面を触っても、柔らかい感じや引っかかりはありません。

歯の色素沈着はどんな人に起こりやすい？

歯の色素沈着は、歯に着色しやすい食べ物や飲み物、たばこのヤニによって起こります。

コーラ、チョコレート、ぶどう、ブルーベリーなどを好む人や、コーヒーや緑茶、赤ワインなどを好む人、またたばこのヤニはそれ自体が歯に付着するだけでなく、食べ物を歯に付着しやすくし、色素沈着を起こしやすくします。

そのため、このような食べ物・飲み物を日常的に摂取したり、摂取した後に歯磨きを怠ったりすると色素沈着を起こしやすくなるほか、たばこを長期間吸い続けている人も色素沈着を起こしている可能性が高いです。

歯の色素沈着にはホワイトニングバーがおすすめ

歯に黒ずみができてしまった場合、虫歯であれば歯科医院を受診して、適切な治療を受けることをおすすめします。

虫歯を放置すると痛みがでたり歯周病の原因になるだけではなく、最悪の場合、歯がなくなってしまう可能性もあります。また、虫歯がなかったとしても歯科医院で定期健診を受けることで、健康な歯を維持できるでしょう。

一方で、歯の黒ずみが色素沈着であった場合は、ホワイトニング施術で白くすることができます。

ホワイトニング施術は、歯科医院でオフィスホワイトニングを受けるという方法もありますが、費用が高額なため、気軽に受けられる施術ではないですよね。

ホワイトニング施術は、歯科医院だけでなく、ホワイトニングサロンで行うことも可能です。

例えばホワイトニングバーは、サロンにある専用の薬剤や設備を使用して、自分でホワイトニング施術を行うセルフホワイトニングサロンです。セルフホワイトニングのため施術自体は自分で行いますが、やり方はスタッフが丁寧に説明しますので、初めてでも安心してご来店ください。

オフィスホワイトニングの場合は1回あたり数万円の費用がかかりますが、ホワイトニングバーなら1回5,080円（税込）、回数券を利用すれば1回3,680円（税込）とリーズナブルで手軽にホワイトニングを始めることができます。

色素沈着による歯の黒ずみが気になる方は、ホワイトニングバーでのセルフホワイトニングを始めてみてはいかがでしょうか。

最後に

虫歯と色素沈着の見分け方は、細い器具の先端で歯を触る時の感触で違いです。歯を触った時に引っかかりを感じたら虫歯、滑らかなら色素沈着の可能性が高いでしょう。

色素沈着はチョコレートや赤ワインなど歯に着色しやすい食べ物や飲み物を好む人や、たばこを長期間吸っている人などがなりやすいと言われています。

歯の色素沈着にお悩みの方は、リーズナブルで気軽に始めやすいホワイトニングバーのセルフホワイトニングをぜひ試してみてください。

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この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師岡本恵衣