ホワイトニングに副作用やリスクはある?

投稿日:2021年06月1日
最終更新日:2024年07月18日

ホワイトニングに副作用やリスクはある?

最近では、芸能人だけでなく一般の人の中にも、歯科医院でホワイトニングの施術を受けたり、自宅でセルフホワイトニングを始めたりする人が増えています。しかし、ホワイトニングに興味はあっても、副作用やリスクが気になってしまい、なかなか始められないという人も多いようです。

そこで今回は、ホワイトニングの副作用やリスクについて解説します。

目次

ホワイトニングは安全な施術

ホワイトニングとは、歯を白くするための有効成分が含まれた薬剤を使って歯の着色汚れを落とし、白い歯へと導く施術のことをいいます。
ホワイトニングで使用されるジェルなどの原材料は、食品として使用されるものがほとんどです。また、これまでホワイトニングに関する重大な事故の報告は無いことからも、ホワイトニングは安全な施術と言って良いでしょう。また、歯の一部を削る方法とは違って、ホワイトニングは歯を傷つけず汚れを落とす施術ですので、体への影響も少ない施術と言えます。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングの場合、高濃度の薬剤を使用するため、不安を感じる人もいるかもしれません。ですが、施術を許可されている歯科医や歯科衛生士は、歯のホワイトニングに精通しており、施術にも慣れているため、適切な方法で安全に施術をしてもらえるでしょう。
また、ホームホワイトニングで使用する薬剤は低濃度の薬剤のため、使用方法を守りながら適切にホームケアすれば副作用が出る可能性は低いと言えます。

ホワイトニングで考えられる副作用

ホワイトニングで考えられる副作用

ホワイトニングは安全な施術ですが、副作用が全く無いわけではありません。
続いては、ホワイトニングで考えられる副作用について説明します。

知覚過敏

知覚過敏とは歯ブラシの毛先が触れたり、冷たいものや熱いものを食べたり、冷たい空気に触れたときなどに感じる一過性の痛みのことです。
日本人の歯はエナメル質が薄いため、ホワイトニングの副作用として知覚過敏を生じやすいと言われています。

歯肉炎

歯肉炎とは歯肉が炎症を起こし赤く腫れたり出血したりする症状のことです。
ホワイトニングの副作用で歯肉炎になることはほとんどありませんが、何らかの外的要因によって歯肉が傷ついたり、使用方法を超える量の薬剤を使用してホームホワイトニングをしたり、頻繫にホワイトニングをやり過ぎたりすると、歯肉炎の原因となることがあります。
また、海外製のホワイトニング剤には厚生労働省が認可していない強い薬剤が使われているものがあるため、個人輸入でホワイトニング剤を輸入するのはおすすめできません。

ホワイトニングが痛いのは副作用?

歯科医院で行うオフィスホワイトニングで痛みを感じる人がいますが、これは副作用ではありません。
オフィスホワイトニングでホワイトニング剤を塗布する際に口内がピリッとするのは、エナメル質を一時的に脱灰(歯冠からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象)するのが原因です。また、ホワイトニング後にヒリヒリするのも同じ理由で副作用ではありません。

オフィスホワイトニングの痛みは一時的なもので、すぐに治まることがほとんどですので、特別心配する必要はないでしょう。万が一痛みが続く場合は、医師に相談してください。

ホワイトニングにリスクがある人

ホワイトニングにリスクがある人

ホワイトニングは安全な薬剤を使用して行う施術ですが、どんな人に対しても行えるわけではありません。なかには、ホワイトニングにリスクがある人もいるため、注意しておきましょう。

口内トラブルがある

口内トラブルがある場合は、治療してからホワイトニングしましょう。
例えば大きな虫歯・不適合な充塡物・ヒビが入った歯などがあると、薬剤を塗布した際に隙間から入り込み、痛みが起こる可能性があります。

また、歯石などがあると薬剤が浸透せず効果を感じにくい可能性があるため、ホワイトニングの前にクリーニングをしておくと良いでしょう。

14歳以下の未成年

14歳以下のホワイトニングを受け付けていない歯科医院は多いです。
永久歯に生え変わったばかりの歯は柔らかくエナメル質が不安定なため薬剤によるダメージを受けやすいと考えられているからです。
薬剤の開発により、未成年でもホワイトニングできる歯科医院は増えていますが、親権者の同意書が必要になります。

無カタラーゼ症

無カタラーゼ症とは、遺伝的に過酸化物の分解ができない体質の人のことです。無カタラーゼ症の人はホワイトニングによって重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、ホワイトニングの施術はできません。

エナメル形成不全症

エナメル形成不全症とは、歯が未完成のままの状態の人のことです。
ホワイトニングすると強い痛みを感じたり神経にダメージを与えたりする可能性があります。

光過敏症

光過敏症とは光を照射することで引き起こされる免疫反応を指します。症状として、皮膚が赤くなったり腫れたり水泡ができたりします。
光過敏症の人は、光照射の必要がないホワイトニングを選択しましょう。

妊娠・授乳中

ホワイトニングは安全な施術ではありますが、妊娠中や授乳中の方への施術について明確な安全は確認されていません。そのため、歯科医院やホワイトニングサロンでは、妊娠中や授乳中の方の施術を受け付けていないことが多いです。

最後に

ホワイトニングは適切な方法で行えば副作用の心配はほとんどありません。また、痛みの多くは一時的なものや知覚過敏ということを知っていれば、痛みに対する準備もできるでしょう。
そうはいっても初めてホワイトニングする場合、不安はつきものです。
そこでおすすめなのが、ホワイトニングバーでのセルフホワイトニングです。ホワイトニングバーでのセルフホワイトニングは、安全な薬剤を用いて自分でホワイトニング施術を行います。初めてでもスタッフが手順を丁寧に説明しますので、疑問を解消してからホワイトニングを始められるでしょう。
ホワイトニングバーのセルフホワイトニングに興味があるという方は、ぜひお近くのホワイトニングバーを探してみてください。

この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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