歯のクリーニングって何?ホワイトニングとの違いや効果的な頻度とは
投稿日:2020年08月11日
最終更新日:2022年09月1日
「歯のクリーニング」とは何かご存知でしょうか? 毎日歯磨きをしていても防ぎきれない歯の汚れを落とし、健康な歯を保つためには、定期的にクリーニングを行うのがおすすめです。 そこで今回は、歯のクリーニングとは何か、歯のホワイトニングとは何が違うのか、歯のクリーニングに適した頻度はどのくらいかなど、まとめてご紹介します。
目次
- 1.歯のクリーニングとは?
- 2.歯のクリーニングはホワイトニングと何が違う?
- 3.歯のクリーニングは自宅でもできる?
- 4.歯のクリーニングは痛い?
- 5.歯のクリーニングに保険は適用される?
- 6.歯のクリーニングに効果的な頻度は?
- 7.最後に
歯のクリーニングとは?
歯のクリーニングとは、歯石や歯垢、着色汚れを取り除くことをいいます。 歯や歯茎を健康かつ綺麗に保つことを目的として、普段の歯磨きでは落としきれない汚れを落としていくため、歯のホワイトニングを予定している人は、ホワイトニングの前にクリーニングを行うことで、より高いホワイトニング効果が期待できます。
歯のクリーニングはホワイトニングと何が違う?
歯のホワイトニングは、歯に付いた着色汚れを漂白して白くすることが目的です。 見た目を美しくしてくれるホワイトニングに対し、歯のクリーニングは、歯や歯茎といった口内環境を綺麗に整え、口の中の健康を維持するために必要な施術だといえます。
歯のクリーニングは自宅でもできる?
歯に付いた歯石や歯垢の除去を自宅で行うのは難しいでしょう。 歯石とは、歯に残った食べカスなどが歯垢になり、長期間堆積し石灰化したものです。 非常に硬く、歯ブラシや爪楊枝では太刀打ちができません。 歯医者で使用している器具(スケーラー)は通販でも購入できますが、歯石がつく場所というのは普段の歯磨きでも磨き残しが多い場所であるため、専用の器具を用いたとしても綺麗に取り除くことは難しいでしょう。
また、中途半端に残った歯石が引っかかることで、却って歯石が付きやすい歯になってしまうこともあります。 歯茎や歯を傷つけてしまう可能性もあるため、独自の判断で行うのはやめておいた方が無難です。
歯のクリーニングは痛い?
歯のクリーニングは、歯の表面や歯と歯茎の間に着いた歯石を削り落とす施術です。 細かな部分まで確認しながら汚れを落としていくため、歯のクリーニングを行うときは歯科医院などで歯科衛生士の手によって行われるのが基本です。 非常に硬い歯石を取り除くには強い力がかかるため、歯のクリーニングでは痛みを感じる場合があります。 歯や歯茎の状態にもよりますが、特に歯と歯茎の間に歯石が溜まっているときには痛みを感じることもあるでしょう。
また、施術のときにはさほど痛みは感じなかったとしても、クリーニング後に痛みが出てくることもあります。 クリーニング後の痛みの原因は、歯茎が炎症を起こしていたり、歯の表面にあるエナメル質が剥がれたりしているためです。 一過性のものですが、痛みが続いたり歯茎が腫れたりしたときは歯科医に相談してください。
歯のクリーニングに保険は適用される?
虫歯の治療などで歯科医院に通う場合、治療が終わっても「定期健診に来てください」と言われることがほとんどです。 歯科医院で行われる「定期健診」の際に、クリーニングが必要と判断された場合は保険が適用されます。 保険が適用された場合の歯のクリーニングは、1回につき3,000円ほどです。
一方、自分が受けたいタイミングで一度にすべての施術を完了できる自由診療は、保険の適用はされません。 その代わり、自分の希望に沿った治療をしてもらうことができます。 自由診療の場合は歯科医が料金を設定できるため、通う歯科医院によって料金が大きく異なるのも特徴です。 相場としては、だいたい5,000円~20,000円になります。 一見すると自由診療は高く感じるかもしれませんが、保険適用の場合は複数回通うこともあるため、結果として金額にはさほど大きな違いがないというケースも多いです。
歯のクリーニングに効果的な頻度は?
歯のクリーニングは歯石などを除去するだけでなく、虫歯菌や歯周病の原因も取り除いています。 そのため、定期的にクリーニングして口内の健康を維持するように心掛けましょう。 クリーニングの際に取り除いた虫歯菌や歯周病の原因が復活するのを予防するためにも、歯のクリーニングは少なくとも3ヶ月に1度は受けるのがおすすめです。 また、タバコを吸うという人や、歯磨きした時に歯茎から出血があるという人は、1~2ヶ月に1回の頻度で受診して口内の環境をこまめに整えるとよいでしょう。
最後に
今回は、歯のクリーニングについてご紹介してきました。口内の健康のためにも、綺麗な歯を維持するためにも、歯のクリーニングは定期的に行うのがおすすめです。ですが、歯科医院の自由診療で1~2ヶ月に1回歯のクリーニングを受けるとなると、費用の負担もかなり大きくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、ホワイトニングバーでのセルフクリーニングです。自宅では難しい歯のクリーニングですが、ホワイトニングバーで毎秒36,900Hzの超音波を発する独自のスクレイパーという専用の機械を使えば、歯のクリーニングも自分で行うことができます。しかも料金は1回あたり税込2,040円と低コスト。スタッフがやり方を説明してくれるので、初めての方も安心です。 ホワイトニングバーのセルフクリーニングに興味がある方は、ぜひ公式サイトでお近くの店舗を探してみてください。
歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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