歯のヤニ取りはセルフでできる?煙草のヤニが気になるときの対処法

投稿日:2021年01月4日
最終更新日:2022年09月1日

煙草を吸うと煙草のヤニが歯についてしまうため、歯の黄ばみに悩む方も多いのではないでしょうか。ホワイトニングは時間も費用もかかるため、歯のヤニ取りがセルフでできれば嬉しいですよね。
そこで今回は、歯にヤニがつく原因と、セルフでヤニ取りをする方法を解説していきます。

目次

煙草を吸うと歯にヤニがつくのはなぜ?

煙草を吸うと歯にヤニがつくのは、煙草に含まれている「タール」が原因です。
歯の表面は「ぺクリル」という成分で覆われて守られているのですが、煙草のタールがぺクリルと結びつくことで、歯の表面にヤニが付着してしまいます。
煙草を吸って数時間以内なら、歯磨きをすることで予防ができます。しかし、長時間放置してしまうと、煙草のタールと歯のペクリルの結びつきが強くなってしまい、簡単に落とせないヤニとなってしまうのです。

歯のヤニ取りはセルフでできる?

歯のヤニ取りはセルフでできる?

歯についてしまったヤニは、普通の歯磨きでは落とすことは難しいですが、セルフでヤニ取りができれば嬉しいですよね。
セルフでできる煙草のヤニ取り方法はSNSなどでも話題になっています。ここで一部を紹介しますが、なかにはおすすめできないものもありますので注意してください。

歯の消しゴム

歯の消しゴムとは、歯の表面についた着色汚れを落とすことができるセルフホワイトニングアイテムのことです。四角い消しゴム状のものや、ペンタイプのものが市販されています。
歯の消しゴムには研磨剤が入っており、歯をこすったところの汚れを絡め取って取り除く効果が期待できます。
しかし、何度も強くこすってしまうと、歯の表面が傷ついてしまい、逆に汚れがつきやすくなってしまう可能性があります。歯の消しゴムを使う際は、優しくこするなど、歯を傷つけないように注意が必要です。

ホワイトニングペン

ホワイトニングペンとは、ペンの中に入っているホワイトニング成分が入ったジェルを歯の表面に塗って、歯の着色汚れを落とすというセルフホワイトニングアイテムです。日本のドラッグストアなどでも市販されており、繰り返し使うことで少しずつ歯の表面の汚れが落ち、歯が白くなる効果が期待できます。
ただし、海外製のホワイトニングペンのなかには日本では販売が認められていない、強い薬剤が使われているものがあります。強い薬剤が使われたホワイトニングペンを使うと、口内の炎症や痛みがでる可能性もあるため、ホワイトニングペンを購入する際は、日本で販売が認められた国内製品を選ぶことをおすすめします。

ヤニ取り専用のホワイトニング歯磨き粉

ドラッグストアなどでヤニ取り専用のホワイトニング歯磨きを見かけることも増えてきました。ホワイトニング歯磨きは、ヤニ取りや歯の着色汚れを取ることを目的にした歯磨き粉のため、通常の歯磨きでは落ちないヤニや着色汚れに一定の効果があります。
しかし、ヤニ取り専用として販売されているホワイトニング歯磨き粉のなかには研磨剤が含まれていることがあります。研磨剤入りの歯磨き粉は、しつこい歯の着色汚れに効果が期待できる反面、歯の表面を傷つけてしまう可能性も高く、逆に着色しやすい状態にしてしまうことがあります。
研磨剤入りのホワイトニング歯磨き粉でセルフホワイトニングを行うのであれば、毎日使う事は避け、週に1~2回程度の使用にしましょう。

歯磨き粉+重曹+アルミホイル

「重曹とアルミホイルを使うと歯が白くなる」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
一時期、歯磨き粉と重曹とアルミホイルによる歯のホワイトニング効果がSNSで話題になったことがあります。しかし、重曹には強い研磨効果があるため、歯を傷つけてしまう可能性が高く、重曹を使う歯磨きについてはおすすめできません。
重曹の研磨効果によって歯の表面の汚れが落ちたとしても、歯の表面に傷がつき、逆に汚れがつきやすくなってしまうリスクがありますので、注意しておきましょう。

イチゴやレモンで磨く

「イチゴやレモンで歯を磨いたら白くなった」というSNS投稿も見られます。しかし、この方法もおすすめできません。
イチゴやレモンで歯が白くなったというのは、果汁に含まれる酸が歯の表面についた汚れを溶かしたことによるものだと考えられます。しかし、果汁に含まれる酸は汚れだけでなく、歯の表面のエナメル質も溶かしてしまうことがあるため、かえって歯にダメージを与えてしまう可能性があります。

予防に綿棒を使うのもおすすめ

歯にヤニがついてしまうと、取るのがなかなか大変です。そんな時は、煙草を吸った後に歯の表面を綿棒で拭ってあげると、着色汚れを防ぐ効果が期待できます。
煙草を吸った直後ならペクリルとタールの結びつきが弱いため、歯磨きをする時間がない場合は、さっと綿棒で拭ってあげるとヤニがつくのを防ぐ効果が期待できます。

最後に

今回は、歯についてしまった煙草のヤニ取りをセルフで行う方法について紹介してきました。SNSなどでもセルフで行うヤニ取り方法やホワイトニング方法が話題になることがありますが、なかには歯を傷つけてしまう方法もあるため、注意しながら行うようにしましょう。
また、歯にひどいヤニがついてしまっている場合、セルフではヤニ取りがしきれないこともあります。そんなときは歯科医院で相談するか、またはホワイトニンバーにご相談ください。
ホワイトニングバーでは、歯科医が監修したジェルを使い、LEDライトを照射してセルフホワイトニングを行います。スタッフが直接施術を行うことはできませんが、やり方の指導は丁寧に行いますのでホワイトニングが初めてという方でも安心して始められるでしょう。
煙草のヤニ取りにお悩みの方は、公式サイトから最寄りの店舗を探してみてくださいね。

https://whiteningbar.jp/

この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
ホワイトニングバー専属歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
https://whiteningbar.jp/
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