ホワイトニングはしないほうがいい?危険性はある?
投稿日:2021年12月4日
最終更新日:2021年12月13日

黄ばんだ歯が白くなると話題のホワイトニングですが、歯を漂白する強い薬剤を使用するため、「危険性があるのでは?」「しないほうがいいのでは?」と考える人もいるようです。
日本で使用が許可されているホワイトニングの薬剤は、厳格な基準をクリアしているため、使用方法を守って施術を行う場合、特に危険性はないでしょう。しかし、中にはホワイトニングをしないほうが良い場合もあります。
この記事では、ホワイトニングの安全性や、ホワイトニングをしないほうが良い人とはどんな人なのかについて紹介します。
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目次
ホワイトニングの安全性とは
ホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、サロンで行うセルフホワイトニングなどの方法があります。 オフィスホワイトニングで使われる薬剤は過酸化水素が35%以下という濃度の高いものを使用しているため、歯科医師によって注意深く施術が行われます。対して、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングでは一般的に過酸化尿素を成分とした薬剤が用いられ、オフィスホワイトニングに比べて濃度が低いものになっています。 オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなどで使用する薬剤は、成分や濃度から用法・用量を守って正しく使用すれば、どちらもその安全性は高いものとなります。ホワイトニングをしないほうがいい人もいる?
いくら安全性の高いホワイトニング剤を使用していても、ホワイトニングは必ずしもすべての人にできるわけではありません。あくまでホワイトニングができるのは、歯の状態が良く、ホワイトニングができる条件をクリアしている人のみです。 ここからは、ホワイトニングをしないほうがいい人について紹介します。歯の形成が終わっていない子ども
永久歯の成長途中や生え変わり途中といった、歯の形成が終わっていない子どもは、歯の成長を妨げるという理由からホワイトニングをしないほうがいいと言われています。ただし、歯科医院の中には子どもに対応するホワイトニングを行うところもあるので、どうしても気になる場合は探してみるのも良いでしょう。虫歯や知覚過敏など異常のある人
虫歯や知覚過敏などの歯の異常がある人も、ホワイトニングを行わないほうがいいとされています。特に虫歯や知覚過敏、歯にヒビがある場合は薬剤が染みやすく、ホワイトニングを行うと痛みを生じるケースが多い傾向にあります。ホワイトニングを行うのであれば、歯の治療後に行うようにしましょう。妊娠・授乳中の人
妊娠・授乳中の人もホワイトニングはしない方がいいでしょう。ホワイトニング薬剤での胎児や乳幼児に対する悪影響は報告されていないものの、安全性に関しても証明されていないため、この時期のホワイトニングは避けるほうが無難と言えます。光過敏症の人
オフィスホワイトニングやセルフホワイトニングでは、薬剤の反応を促進するために強い光を照射する方法をとります。そのため、光過敏症の人は異常が出てしまう可能性が高く、光を照射するタイプのホワイトニングを行うことは避けなければいけません。無カタラーゼ症の人
無カタラーゼ症の人が過酸化水素を主成分とするホワイトニングを行うと、口腔壊死などの異常を引き起こしてしまう可能性があります。そのため、過酸化水素の分解ができない無カタラーゼ症の人は、ホワイトニングをしないようにしましょう。ホワイトニングの効果がない歯はある?
エナメル質形成不全症・象牙質形成不全症の人の歯
エナメル質が十分に成長しないエナメル質形成不全症や、象牙質の成長が不十分な象牙質形成不全症の人は、ホワイトニングを行っても効果を期待することができません。さらには、歯の神経が刺激を受けて強い痛みを感じやすくなるため、ホワイトニングをしないほうがいいでしょう。神経が死んでしまった歯
歯の神経が死んでしまった歯は、歯が変色に対してオフィスホワイトニングの効果をあまり期待することができません。ただし、ウオーキングブリーチと呼ばれる方法は効果があります。インプラントなどの人工歯
オフィスホワイトニングは、インプラントや入れ歯のような人工歯には効果がありません。人工歯を白くしたい場合は、人工歯を新しいものに作り替えたり、クリーニングで着色除去をしたりする必要があります。最後に
ホワイトニングをしないほうがいい人は一定数いるものの、今回紹介したケースにあてはまらない人は、歯を白くする方法としてホワイトニングを試してみてはいかがでしょうか。 とはいえ、強い薬剤を使用するホワイトニングに不安がある人もいることでしょう。 ホワイトニングバーのセルフホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べると効果が高くはありませんが、今まで蓄積してきた歯の汚れを落とし、生まれたときの歯の色に戻すことができます。歯にダメージを与えない食品添加物でできたジェルを使ってホワイトニングをする方法を用いているため、安心してホワイトニングを始めることができるでしょう。 強い薬剤を使わずにホワイトニングにチャレンジしてみたいと考えている人は、ぜひホワイトニングバーを活用してみてはいかがでしょうか。
この記事は歯科医師が監修しております
歯科医師 岡本恵衣
歯科医師 岡本恵衣






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