歯を白くする方法が知りたい!歯が黄ばむ原因や対処法を紹介
投稿日:2020年04月14日
最終更新日:2024年08月23日
白く美しい歯は多くの人にとって憧れの的。歯の黄ばみやくすみを取り除こうと、日頃から気を付けているという方は意外と多いものです。
実は、歯科医院でのホワイトニング以外にも、歯を白くする方法はあります。
そこで今回は歯を白くするために覚えておきたい、歯が黄ばんでしまう原因や対処法、そして歯を白くするための方法を詳しく解説します。
目次
歯が黄ばむ原因にはどんなものがある?
歯の黄ばみには様々な原因があります。歯は毎日の食事などの生活習慣によって着色します。歯の黄ばみの原因の中でも、特に大きな3つの原因を解説します。
食べ物や生活習慣
歯が黄ばみやすくなる原因のひとつに、食生活や生活習慣などが挙げられます。
日頃からポリフェノールが多く含まれる赤ワインやチョコレートなどをよく口にする方や、カレーやしょうゆ、ソースなどの色の濃い食べ物を多く食べる方は、歯に色がつきやすくなってしまいます。さらに毎日コーヒーや紅茶を飲む習慣のある方の場合はタンニンやカテキンの影響で歯が着色しやすくなりますし、喫煙する方はタールが影響して歯が黄ばみやすくなっています。
歯の黄ばみや着色の原因となるのは、歯の表面のエナメル質に汚れが付着することです。毎日の生活習慣や食べ物によって少しずつ汚れが蓄積してしまう事です。
歯の成分が溶け出すこと
歯が黄色く見える原因としては、歯の成分が溶け出してしまうといったことも考えられます。
歯の表面では、食べ物を食べることで細菌が増殖し、それが酸を出すことでエナメル質に含まれるカルシウムやリン酸などのミネラル分が溶けていく現象が生じています。この現象のことを「脱灰」といい、脱灰が生じた後、歯の表面では「再石灰化」という溶け出したミネラル分が唾液に含まれる成分によって補われ、歯の状態が元に戻る現象が生じます。
食べた後歯磨きをしなかったり、ダラダラ食べてしまったりすると、脱灰になった状態が長く続いてしまいます。歯の表面のミネラル分が溶けた状態が続くと、歯の表面に凸凹が生まれてしまい、ツヤがなくなって黄ばんで見えてしまうのです。
加齢
歯は加齢の影響でも黄ばんで見えることがあります。年々歯に汚れが蓄積してしまうためという場合もありますが、これは象牙質の色自体が濃くなっているためと考えられます。象牙質は年を重ねるごとに、少しずつ色が濃くなる傾向にあります。
また、歯は加齢によってエナメル質が薄くなるため、象牙質がより透けて見えるようになり、黄ばんで見えてしまう場合もあるのです。
歯を白くする方法が知りたい!お金をかけずにできる?
歯が黄ばむ原因は人によってさまざまです。黄ばんでしまった歯を白くする方法が知りたいと考える方も多いでしょう。
続いては歯を白くする方法として、お金をかけずに行う方法から費用をかけて行うホワイトニング方法まで、さまざまな方法を紹介していきます。
ホワイトニング歯磨き粉を使用する
お金をかけずに歯を白くする方法としておすすめなのが、ホワイトニング歯磨き粉を使用する方法です。
ホワイトニング歯磨き粉には、すぐに歯を白くする即効性はありませんが、歯の表面に付着した着色汚れを落とす効果があるため、毎日使い続けることで少しずつ効果を発揮してくれます。
自宅で行う毎日の歯磨きの際に手軽にホワイトニングをすることができ、歯磨き粉自体もドラッグストアなどで簡単に購入できる点がメリットです。
電動歯ブラシを使用する
毎日の歯磨きを通して簡単に歯を白くしたい方には、電動歯ブラシの使用もおすすめです。
歯の着色の原因となっているのは、歯の表面に付着した汚れです。毎日の歯磨きの際に磨き残しがあると、汚れが次第に落ちにくくなり、歯のくすみや黄ばみなどの原因になってしまいます。
そのため、歯を常に白く保つための基本として、毎日の歯磨きでしっかりと汚れを落とすことがあげられます。電動歯ブラシは、超音波振動によって歯に当てているだけでしっかりと汚れを落とすことができます。
歯の消しゴムを使用する
歯に付着した頑固な着色汚れを落としたい方には、歯の消しゴムがおすすめです。
歯の消しゴムとは、タバコやコーヒーなどによる歯の表面の着色汚れを、擦って落とすことができるアイテムです。歯の表面を擦ることで消しゴムのように汚れを落とすことができるため、こう呼ばれています。
ただし、歯の消しゴムは歯の表面を擦って使用するため、使い過ぎると歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります。そのため、それぞれのアイテムごとに定められている使用方法を守り、注意して使用するようにしましょう。
オフィスホワイトニング
さまざまなアイテムを使用してセルフケアをしても歯が白くならないという方には、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングをおすすめします。
オフィスホワイトニングでは歯科医師でなければ使えない薬剤を使用するため、高いホワイトニング効果を感じることができます。
しかし、オフィスホワイトニングは費用が高いという特徴があり、また薬剤の濃度が高いため、歯に染みやすく食事などが制限されるといった注意点もあります。
ホームホワイトニング
ホワイトニングを自宅で手軽に行いたい、でも高い効果を得たいという方には、ホームホワイトニングをおすすめします。 ホームホワイトニングは、歯に専用のジェルを塗り、マウスピースをはめてLEDを照射する方法で、歯科医院で行うような本格的なホワイトニングを行うことができるホワイトニング方法です。ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングよりも濃度の低い薬剤を使うためしみにくく、歯の消しゴムやホワイトニング歯磨きよりも高い効果を得ることができます。 ただし、1日30分や就寝中ずっとなど、長い時間マウスピースをつけていなければならないなどといったデメリットもあるため、注意が必要です。
短期間でお金をかけずに歯を白くする方法はある?
歯を白く綺麗にしたいけれど、時間もお金もあまりかけられない…そんな方におすすめなのが、歯のホワイトニング専門店「ホワイトニングバー」で行うセルフホワイトニングです。
ホワイトニングバーでは、専門スタッフの指導を受けながら自分でケアを行うことができます。初回はご説明を行うため約1時間かかりますが、2回目以降は約40分で完了し、初回のケアだけでも十分歯の色のトーンアップを感じることができるでしょう。
セルフホワイトニングを通常15分×2回ケア11,170円(税込)とリーズナブルな価格で、丁寧に指導を受けながらより白い歯を目指すことができます。
歯のホワイトニング2回ケア
【コース内容】
- ¥11,170(税込)
- LEDライト照射が1回あたり15分×2回ケア
¥11,170(税込)
まとめ
歯を白くする方法にはさまざまなものがありますが、効果の感じ方や費用などの条件を踏まえて方法を選ぶ必要があります。より手軽に確実な効果を感じたいなら、ホワイトニングバーのセルフホワイトニングも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
歯科医師 岡本恵衣
経歴
2012年 松本歯科大学歯学部卒業
2013年 医療法人スワン会スワン歯科にて臨床研修
2014年 医療法人恵翔会なかやま歯科
2020年 WhiteningBAR(株式会社ピベルダ)
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